【2021年】吉野家ホールディングス(9861)の優待紹介と決算状況!

株主優待

はじめに

こんにちは。今回は吉野家ホールディングス(9861)の株主優待の内容や利回りについて紹介していきます。
吉野家のように店舗での食事に使用できる優待は食費の節約にとても有効で、重宝しています。

株主優待の内容

株主優待の内容ですが、2022年2月末より以下の内容です。
2月末、8月末の半期毎に以下が郵送されてきます。
郵送タイミングは、2月末分が5月上旬、8月末分は11月中旬です。

保有株数半期毎の優待内容
100株~199株2000円分(500円×4枚)のサービス券
200株~999株5000円分(500円×10枚)の サービス券
1000株~1999株6000円分(500円×12枚)の サービス券
2000株以上12000円分(500円×24枚)のサービス券

200株以上保有している場合は、上記のサービス券を吉野家の「商品詰め合わせセット」と交換することもできます。実店舗が近くにない場合などは引き換えてしまうのもありですね。

そのほか詳細については 吉野家の株主優待ページ を確認してみてください。

ちなみに、吉野家ホールディングスの優待は最近変更になり、2021年8月末時点での優待内容は「100株保有で3000円分(300円×10枚)のサービス券」だったので、本記事の優待の使用感についてはこの300円券を使用した感想となっています。ご承知おきくださいー。

優待の使用感

では、実際に優待券を使用してみた感想ですが、結論として現金の代わりにとてもスムーズに使用できました!
下のように、お札みたいな感じで持ち運べる優待券です。



今回は実際の店舗で使用したのですが、テイクアウトの場合・店内飲食の場合にかかわらず会計時にサービス券を出すとすぐに店員さんがサービス券裏面のバーコードをスキャンして、会計金額から値引きしてくれます。
とくに待たされるようなこともなく、現金のように使用することができます。


今回は冬の定番である牛すき鍋膳を注文して、優待券を使用しました。
安定のおいしさです~。
300円券を2枚使用して600円引き、40円の支払いです!




また、別の日には気になっていたあさり豚チゲ御膳も食べてみました。
これも海鮮の出汁が効いてておいしい!
300円券2枚消費して600円引き、40円の支払いです!


優待・配当利回り

ここでは100株保有時の利回りについて見ておきましょう。
まずは配当ですが、直近では2022年2月期に1株あたり5円の配当金が出ています。
過去の配当金推移のグラフは以下ですが、詳細については吉野家の配当実績推移のページを確認してみてください。

ここでは2022年2月期の期末配当を5円と仮定すると、年間配当金は10円なので、記事執筆時点の株価2,297円で利回りを計算すると、配当利回りは約 0.43% です。

さらに、優待利回りについてですが、100株保有で年間4,000円分の優待券がもらえるので、
1.74% です。

したがって総合利回りは約 2.17% となります。
とりわけ高いという印象は受けないですが、コロナの影響から回復し、配当金が2020年以前のように戻れば現在よりも高利回りが期待できますね。

直近の決算状況

決算状況についても見ておきましょう。
ここでは2021/10/13に開示された「2022年2月期 第2四半期決算短信」の情報を参照しています。

まずは貸借対照表(B/S)です。
あちこちに店舗を持っているため、固定資産が多いのは自然です。
負債はほとんど借入金となっていますが、自己資本比率が約40%と純資産の割合も比較的多く、そこまで危機的状況ではないように見えます。



次に損益計算書(P/L)です。
営業利益を見ると、プラスになっています。
以下では営業利益までしか計算していませんが、最終的な純利益もプラスで着地しています。
大きく寄与している項目は助成金等収入ですね。ここでプラス分を稼いでいます。
ひとまず営業利益を稼ぐことができている点は評価できるのではないでしょうか。



最後はキャッシュ・フロー計算書(C/F)です。
営業CFは助成金等の受取額が多くを占めており、財務CFは短期借入金の返済がほとんどを占めていますね。
借入金返済後も現金が残っているので、現時点では大丈夫そうですね。
今後に期待です。


おわりに

今回は吉野家ホールディングスの優待内容と使用感、決算状況について書いてみました。
最後まで読んでいただきありがとうございました!

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